こんにちは。本日はプロテインを飲むと起こり得るデメリットについて、一般的なものから都市伝説的なものまでひたすら書いていきたいと思います。

 

お金がかかる

2019年1月05日の時点で値引き無しの販売価格が最安値のプロテインはビーレジェンドの『プロテインナチュラル』です。

プロテインナチュラルは公式サイトでは1kg 2600円で販売されており、100gあたりのたんぱく質量は75g。

1食分(たんぱく質およそ20g)につき約73円の価格となります。

カラダづくりのためには毎日摂取することが望ましいので、そうなると結構な出費になってきますね。

 

☑とはいえプロテインにはアミノ酸やビタミンが含まれているものが多いので、栄養管理を食生活だけで行うよりプロテインを利用するほうが格段に効率は良くなります。

 

体重が増える(飲みすぎると)

栄養分には1日あたりの吸収上限が予め決まっています。

たんぱく質の場合は一般的に、1日の吸収上限は約20gと言われており、これを越えた分のたんぱく質は中性脂肪として体に蓄積し、ぽっこりお腹に繋がります。

食生活でお肉や大豆類を摂取した場合、それに合わせてプロテインの量も微調整した方が良いので手間が増えてしまいますね。

 

☑たんぱく質の吸収上限について詳しく説明すると、体重1kgにつきたんぱく質2g以上の摂取が推奨されています。『1日の吸収上限が20g』というのは一般的な筋肉量の基準なので、既に筋肉モリモリな人は摂取量を体重から計算すると良いでしょう。

 

栄養が偏る

美しいシェイプを作るためには炭水化物や糖分、脂質の摂取量を削りがちになり、結構栄養が偏ってしまいます。

そうなると日常生活に必要なエネルギー、皮膚や細胞膜を作るための脂質などが不足し、健康面ではあまり好ましくありません。

偏った食生活は理想の体への近道になる場合がありますが、健康にも意識を向けてバランスの良い食生活でボディメイクに臨むことをおすすめします。

 

☑脂肪を落としたいorつけたくない場合は過度な糖質&脂質制限より有酸素運動量を上げることで健康的な減量や美ボディ維持になります。

 

腎臓が悪くなる

筋肉を合成するためには多くのたんぱく質が必要になりますが、たんぱく質は分解すると毒素を生み出します。

この毒素が含まれた血液をろ過することが腎臓の役割のひとつなのですが、たんぱく質を大量に摂取することで腎臓の負担が多くなってしまいます。

酷使した腎臓は働きが悪くなり、毒素や老廃物を排出できずに尿毒症を発症するリスクが高くなります。

 

☑規則正しい生活を送っている人はここまで悪化するケースは稀ですが、食生活が偏っている、睡眠時間が短い、寝るタイミングがバラバラな人は注意する必要があります。

 

胃もたれする

プロテインによる胃もたれは主に3つの原因が考えられます。

  • 過剰摂取
  • 消化中に寝転ぶ
  • 睡眠直前に摂取する

これらの行動をとると胃にどのような影響を与えるか、ひとつひとつ見ていきましょう。

 

過剰摂取

プロテインを飲みすぎると胃の消化活動が追い付かなくなり、胃に滞留する時間が長くなってしまいます。

それによって胃が重たく感じてしまい、胃もたれに繋がります。

 

消化中に寝転ぶ

人間の胃は正面から見ると、入り口と出口が垂直に位置づけられているように見えますが、側面から見ると約40℃ほど背中向きに傾いています。

寝転んだ時の胃の状態は入り口が下に、出口が上になるので重力によって消化物が排出されにくくなります。

これによって、消化物が胃に留まり胃もたれに繋がってしまうのです。

 

睡眠直前の摂取

これは『消化中に寝転ぶ』の原因も含まれていますが、睡眠中は胃への血液量が少なくなり消化活動に使われるエネルギーが少なくなります。

また、夜間は消化酵素の量が減少するので消化効率が更に悪くなります。

これらの条件に『消化中に寝転ぶ』のデメリットも付け加えると消化環境は最悪の状態と言っても過言ではありません。

消化物が排出されにくくなるどころか、満足に消化できない可能性も高くなるので当然、胃もたれになってしまいます。

 

☑睡眠中に消化活動を行うと、脳が活性化して眠りが浅くなってしまうという側面もあります。プロテインに限らず「食べた後すぐに寝る」ことは控えることをおすすめします。

 

気持ちが悪くなる

消化されたたんぱく質を腎臓でろ過する時に血中尿素窒素という老廃物が排出されます。

この窒素は尿と一緒に体外に排出させるのですが、その際に多くの水分が必要となるので体内の水分量が減少します。

ここで十分な水分を摂っていないと軽い脱水症状になるのでめまい、吐き気、食欲減退などに繋がります。

 

☑脱水症状以外に、胃もたれの延長で胃液が逆流してしまった場合にも吐き気に見舞われます。気持ち悪さを回避するためには日ごろから十分な水分を摂り、食後の行動にも注意しましょう。

 

体臭が臭くなる(わきがになる)

これはプロテインの種類にもよりますが、動物性たんぱく質が原料のホエイプロテインを摂取するとわきがになる可能性があります。

 

動物性たんぱく質を摂取すると体臭の元となる汗を発する器官、アポクリン汗腺に影響を及ぼします。

アポクリン汗腺による汗には低級脂肪酸やアンモニアが含まれており、その汗と皮脂腺から分泌される脂質、皮膚表面にあるたんぱく質、これらが混ざり皮膚常在菌が分解することによって体臭が発生します。

 

ここで重要なのが低級脂肪酸です。

ホエイプロテインを摂取するとアポクリン汗腺から分泌される低級脂肪酸の量が増え、体臭の元となる成分が多くなり、わきがになるリスクが高まります。

 

☑低級脂肪酸の量を減らすには食物繊維が多く含まれている野菜を摂取しましょう。食物繊維は腸内で脂肪分を包み込み、便として排出する働きがあるのでわきが対策として有効です。

 

おならが臭くなる

たんぱく質は胃で消化され小腸で吸収されますが、消化や吸収しきれなかったたんぱく質は大腸へ運ばれます。

そこで腸内細菌によって分解され腐敗が進んでいきます。

その際にフェノール、インドール、アンモニア、硫化水素などの臭いが強い有害物質が作られるので臭いおならが出てしまうのです。

 

☑消化や吸収しきれないたんぱく質が原因なので、悪臭を抑えるには過剰摂取を避ける事の他によく咀嚼することも大事です。どうしても臭くなってしまう場合は人が居なさそうな場所をあらかじめチェックしておならスポットを見つけておきましょう。

 

痛風になる

痛風の原因となる乳酸は運動のエネルギーとして使われた糖やプリン体が分解される過程で生まれ、本来はろ過された後に尿として排出されます。

しかし、糖やプリン体の摂取量、運動量が多くなると乳酸が多く作られ、ろ過しきれずに体内で結晶化します。

 

この乳酸の結晶に白血球が攻撃をすることで炎症になり、激しい痛みが起こる状態を痛風と言われています。

大豆由来のソイプロテインと牛肉由来のビーフプロテインにはプリン体が多く含まれており、さらにトレーニングによる運動が乳酸値を高めてしまうという悪循環が生まれてしまうわけですね。

 

☑ホエイやカゼインプロテインでたんぱく質を補給したり、負荷が少ないトレーニングをすることで痛風の危険性が低くなります。

 

爪が伸びる

爪は主に18種類のアミノ酸から作られているたんぱく質の一種『ケラチン』から構成されています。

プロテインを飲むと爪が伸びやすくなるのはたんぱく質の摂取量が増えることで、爪の元となる成分が蓄積されるというのが理由に挙げられます。

 

またプロテインとは直接関係ありませんが、トレーニングも理由のひとつです。

プッシュアップやバーベルメニューなど握力を使うトレーニングを行うことで、手の新陳代謝が活性化します。

プロテインの摂取だけでなく、それに伴うトレーニングも爪が伸びやすくなる一因だと考えられます。

 

☑爪はたんぱく質の摂取量を減らすか、手や指先を極力使わないなどで伸びにくくできますが、それだとトレーニングの効果が薄くなってしまいます。筋肉を育てるためだと割り切って、爪の伸びやすさは諦めて小まめに爪を切りましょう。

 

ヒゲが濃くなる

SNSを見ていると「プロテインが原因でヒゲが濃くなる」という意見がたまにありますが、実は別の理由でヒゲが濃くなるようです。

 

髭が濃くなる原因は男性ホルモン『テストステロン』に5α-リダクターゼという還元酵素が結びついて発生した『ジヒドロテストステロン』が作用しています。

一部のSNSでは「テストステロンはプロテインによって分泌促進される」らしいですが、正確にはテストステロンは筋トレをすることで性腺刺激ホルモンが働き精巣から分泌されます。

 

5α-リダクターゼにより発生したジヒドロテストロテンは髭の毛乳頭にあるレセプターと結合するとIGF-1という成長因子を生み出します。

この成長因子によって、髭が濃くなるのです。

 

☑髭が濃くなる(ホルモンバランスが乱れる)原因はこの他に睡眠不足、喫煙、ストレス、毛細血管へのダメージ、性的興奮などが挙げられます。どちらかと言えばプロテインよりも生活習慣の方が大きな要因となるので、髭を濃くしたくない人は規則正しい生活を心がけましょう。

 

尿路結石のリスクが上がる

プロテインが原因の結石はシュウ酸カルシウム結石と呼ばれています。

 

たんぱく質を摂取するとシュウ酸が増加するのですが、このシュウ酸にはカルシウムと結びつきやすい性質があります。

本来は腸内でカルシウムと結びつき便と一緒に排出されるのですが、カルシウムの割合が不足していると腸から吸収され尿に混ぜられます。

 

ここで問題なのがシュウ酸のカルシウムに結びつく性質と尿中カルシウムの存在です。

尿に混ぜられたシュウ酸は尿中カルシウムと結びつき結石になります。

 

サイズが小さいうちは尿と一緒に排出されますが、大きくなると尿路に詰まってしまいます。

この状態を尿路結石と言い、投薬による治療も可能ですが最悪の場合手術が必要になります。

 

☑シュウ酸による尿路結石はカルシウムを適度に摂取し腸内で結合させることで予防できます。プロテインを牛乳で溶かすと効率が良いのでおすすめです。

 

 

糖尿病になる

トレーニーやボディビルダーには糖尿病を患ってしまう方が結構いらっしゃいます。

中には「プロテインが原因」という説もありますが、厳密に言うと「栄養管理やトレーニングメニュー」が大きな要因です。

とても根深い問題なのでまずは順を追って解説していきます。

 

糖尿病の原因~2型糖尿病とステロイド糖尿病~

糖尿病の種類は1型糖尿病、2型糖尿病、妊娠糖尿病、その他の型の糖尿病の4種類に分けられます。

この内、筋トレに深く関わるのは2型糖尿病とその他の型の糖尿病(ステロイド糖尿病)です。

 

2型糖尿病は簡単に言うとインスリンよりも血糖の割合が多くなり、高血糖の状態が長く続くことで活性酸素が大量に発生し、血管が損傷する状態の事を指します。

血管が損傷すると酸素が運ばれなくなり神経障害、網膜症、腎症、動脈硬化などの合併症を引き起こします。

 

主に肥満体型の人が発症しやすいのですが、筋トレをする上での「ある行動」もこれに繋がりやすくなります。

ステロイド糖尿病とはステロイドを服用することで1型糖尿病や2型糖尿病の症状を引き起こす副作用による糖尿病です。

 

筋トレに関する糖尿病の具体例

カーボローディング

筋トレにおけるカーボローディングは、試合やコンテストに出る場合、一時的に筋肉を魅せるために行われます。

古式、新式によって方法は異なりますが、共通していることは急激な糖分摂取量の増加が数日にわたり続くことです。

この高血糖な状態が連日続くことで糖尿病のリスクが格段に上がります。

 

アナボリックステロイドの服用

アナボリックステロイドは手っ取り早く筋肉を発達させたい場合に用いられます。

高い効果を得られる反面副作用が多く、その中には糖尿病も挙げられます。

アナボリックステロイドの怖いところは、栄養管理、運動量、体型に異常が無い状態で服用しても、急に副作用が起こってしまうところです。

発症率に個人差はありますが極力服用は避けた方が無難です。

 

プロテインは糖尿病と関係ない?

昔はステロイド入りのプロテインもあったようですが、最近はそのようなプロテインは出回っておらず、糖質の含有量も微量なので関係ないと言って良いでしょう。

ただし、筋トレ用のサプリメントにはステロイドが配合されているものがあるので注意が必要です。

 

☑筋トレは血中糖度が高いほどパフォーマンスが良くなりますが、摂りすぎると糖尿病の危険性が高くなります。トレーニングメニューによって適量が変わるので、自分に合った摂取量を見極めましょう。

 

 

ニキビが増える

ニキビも糖尿病と同じく、プロテインと直接的な関りはありません。

筋トレをする上でのホルモンバランスの変化が要因となっています。

 

筋肉が発達し、脂肪が減ると女性ホルモンよりも男性ホルモンの割合が高くなります。

男性ホルモンが多くなると皮脂腺が発達するので皮脂の量も増えます。

増えた皮脂が毛穴にたまることでニキビができてしまうのです。

 

☑皮脂腺の発達は筋トレをする上で避けては通れない道なので、脂質の摂取を控えたり洗顔などでニキビを予防しましょう。

 

 

ハゲる

ハゲ…それは全ての男にとっての大敵と言えるでしょう。

 

髪の毛が抜ける理由は髭が濃くなる項目でも紹介したジヒドロテストステロンが大きな要因です。

ジヒドロテストステロンは髪の毛乳頭の中にあるレセプターと結合すると『TGF-β』という脱毛因子を増やします。

 

髪の毛のサイクル回数はあらかじめ決まっていますが、生え変わる周期は人によって異なります。

生え変わる周期に差をつけるのがこのTGF-βです。

TGF-βが増えるとあまり伸びていない髪の毛にも脱毛指令が送られます。

 

生えては未熟なまま抜け…また生えては未熟なまま抜け…。

TGF-βが多い人はいつの間にか髪の毛のサイクル回数を使い切ってしまうのです…。

 

☑TGF-βが多い人は皆ハゲるというわけではありません。生まれつきレセプターの『感受性』が鈍い人は脱毛指令が送られにくい体質なのでハゲを回避できます。人生って不公平ですよね。

 

 

イライラする

プロテインを飲むとイライラするということはありませんか?

実はイライラの原因はプロテインより筋トレにあるかもしれません。

 

先述のとおり筋トレをすることで男性ホルモンが増えるので、攻撃性が上がる可能性があります。

(一般的には、筋トレ後の爽快感でストレスが緩和されるはずですが…)

あとは無茶なメニューや減量をしすぎないようにするのも大事ですね。

 

☑イライラするとホルモンバランスが乱れるので、TGF-βの影響でハゲるかもしれません…要注意です。

 

 

プロテインのデメリットまとめ

プロテインは正しい量を飲む

いろいろとデメリットを上げましたが一貫して言えるのは、適量を守っていればデメリットの可能性は格段に低くなるということです。

ただし、筋肉量が多い人はプロテインメーカーの推奨量じゃ追い付かなくなるかと思いますので「体重が増える」の項目で紹介した計算方法などでプロテインの摂取量を調整してみてください。

 

プロテインはあくまでも補助的に。食事をしっかりと摂る。

初心者にありがちなのが「減量中はプロテインだけ摂取する」ということです。

プロテイン中心の生活をしていたら当記事でご紹介した様々なデメリットを誘発する可能性が増えます。

減量中でも適量の炭水化物やミネラルを補給し、健康体でトレーニングに臨みましょう!